2020年  133分










巨済(コジュ)捕虜収容所 現在も残っていて見学出来るそうです。


朝鮮戦争時に国連軍による捕虜収容所での物語です。


所長の指示でダンスチームを作ろうとするジャクソン。


この時、捕虜同士が共産主義と民主主義というイデオロギー対立で多くの死者が出ていた。


北朝鮮側のギス(D.O)は踊りたくても仲間に知られたくない立場でした。


内緒で踊り出すギスのタップダンスがカッコよくて観てる方も楽しくなりました。


練習で踊るメンバー達も踊りながら笑顔になっていきます。








クライマックスのクリスマス公演






メンバー紹介の後に言うジャクソンの言葉が全てを表す


「この踊りのタイトルは、クソ・イデオロギー」


「資本主義、共産主義、そんなもの知らなければ殺しあわずに済んだのに。」

ヤン・パンネが言うセリフにうなづきました。


タップダンスの楽しさを観ながら捕虜収容所の存在や戦争の惨さを学びました。


ラストに「あしたのジョー」で感じたのと同じ衝撃を受けましたが・・・。








エンドロールにビートルズの「Free as a bird」が流れます。


ベニーグッドマン「sing,sing,sing」  デビッドボウイ「ModernLove」


などの音楽をバックに踊る5人に拍手です。