復讐の記憶 [韓国映画]
ザ・シネマ 2022年 128分
ベテランのイ・ソンミンさんと若いナム・ジュヒョクさん主演の復讐映画
ナム・ジュヒョクは巻き込まれただけだけど少しの協力もありでした。
始まりは運転中に痛み止めの薬を探して暴走する車
降りて「なぜ、俺はここにいるんだ?」
フレディというミドルネームの80才のピルジュ(イ・ソンミン)
脳腫瘍の病状が進んで痛み止めが必要な上に徐々に認知症も進む。
奥さんも亡くなり、子供たちも結婚させて家族への責任も終えたピルジュ。
60年間、計画していた復讐を認知症で分からなくなる前に実行していく。
復讐する相手を忘れないように自分の指に書く。
復讐相手は5人
復讐してる間に車の中で待つように言ったピルジュだけど・・・
なかなか戻らないピルジュに車を降りて様子見したインギュ
そこには驚きの風景が広がっていた。
反日感情とは少し違うけど日本の植民地時代に家族を殺されたピルジュの復讐です。
親日派の同胞を次々に処刑していく。
最後の5人目の名前がそうだったのか・・・とピルジュの本当の悲しみが滲み出る。
インギュは最後まで警察に行くように勧める。
自死するつもりだったピルジュを引き留め逮捕されて刑務所に入るピルジュ。
ラストに面会に行き認知症が進んだピルジュに「又、来るよ」
あの言葉の後に寂しそうに微笑んだピルジュはインギュを忘れてないみたい。
演技派のイ・ソンミンとの共演で一皮むけたようなナム・ジュヒョクでした。