☆☆☆☆☆


12話


韓国ドラマにしては12話と短いドラマですが残り2話で一つの物語を語り尽くしたドラマ。






このヘジャの頭の中でのお兄ちゃんのソン・ホジュンさんがメチャ面白い。


このお兄ちゃんが前半を退屈させずに観させてくれたと思うくらいです。


こんなお調子者で嫌だなと思う反面、憎めないお兄ちゃん。






頭の中のお父さんとお母さんアン・ネサンさんとイ・ジョンウンさん。


「お袋はお前の事を分からないから行かなくていいよ。」と言うアン・ネサン。


「お義母さんが分からなくても私が知ってるからいいの。」と言うイ・ジョンウンさん。


私自身がお義母さんが自分を分からない時に同じ事が言えるかしらと反省しました。






この3人の友情にも心温かくなりました。


10話の最後の方で私が思っていたラストとは別の方向に向かって「あぁ、そうだったのね」と。






この老人たちの活躍が自分の持ち味を出していて、なるほどねと面白かった。






ヘジャが一番、幸せだった時


ナム・ジュヒョクさんも親に恵まれない暗い時期を表情で表してました。


残りの2話を観ながら、あの時のあのシーンがこれなのねと伏線に気が付きます。


70歳のヘジャ、アルツハイマーのヘジャの頭の中。


認知症の人の頭の中を理解出来たような気がします。


私の叔母が言ってたあの言葉は叔母の頭の中の物語だったのねと理解出来ました。


ヘジャが居なくなったとの電話で探しに行くアン・ネサン。


雪道を箒で履くヘジャの理由が分かって涙するアン・ネサンに私も涙が止まらない。






ラストの思いやりのある言葉に一時停止してメモしてました。


写真と組み合わせて自分への言葉と思って励みにします。


この映画撮影時に77歳だったキム・ヘジャさん、25歳のヘジャを自然に演技してて拍手喝采です。