amazonprime      131分  2004年




家族3人での慎ましくも笑顔で過ごす日々


ジョンベの友達が自殺した。その友達の保証人になっていた為に全財産を失う。


ジョンベの後輩から持ち出された仕事に手を出したジョンヨン。









フランスの刑務所の酷さも知って驚きました。


それは、この映画が実話だからです。


そしてフランスの韓国大使館が自国民を大切に思っていない事も知りました。


通訳者も居ない世界でどう戦うのか・・・。


麻薬が入っていたと知らなくても罪を犯したので犯罪人ではある。


マルティニークに韓国人が一人、住んでいて通訳が出来るのに・・・。


韓国人は一人も居ないと言い訳した大使館側の冷たさにゾッとする。


夫のジョンベも妻を助ける為に駆けずり回るも国は聞く耳持たず。


騙した後輩をやっと逮捕させて裁判でジョンヨンは中身を知らなかったと証言する。


その証言の証明書を韓国大使館に送って裁判所に提出するよう頼む。


その証明があればジョンヨンは裁判を受ける事が出来るのに・・・。


書類は送られず裁判を受けられない。


ジョンヨンの苦悩を演じるチョン・ドヨンさん、改めて凄い女優さんだなと。





マルティニークから遠く離れた韓国の地図を撫でるジョンヨン。


一方、韓国側で夫の後輩がネットに帰れないジョンヨンの状況をアップする。


ネットで見た韓国民のコメントがテレビ局の目に留まり放送される。


プロデューサーと一緒にマルティニークに向かうジョンベ。





久しぶりの再会


韓国に帰る夫を窓越しに見送るジョンヨンの切なさ。


書類がやっと裁判所に届き、正式に裁判を受けたジョンヨン。


裁判で切々と「自分は罪を犯しました。でも妻として母として家に帰りたい。」


懲役1年の刑


2年間を刑務所で過ごしたので、すぐに帰れる事になりました。





2年ぶりに会えた娘


フランスに出発した時に4歳だった娘は6歳になっていた。



これは他人事でもない事件ではと思いました。


頼まれて運んだトランクケースに麻薬が入ってた事件が結構ある。


国によって罪状は違うしね。中国は死刑だから中国に行く人は要注意。