アマプラ  2020年  144分


ハン・ソッキュとソル・ギョングの二人が出るなんて面白いかもと期待しました。





市長選に立候補するハン・ソッキュの息子がひき逃げ犯で記者会見する。


単なるひき逃げでなくトランクに入れて自宅に帰る。


母親が証拠隠滅を図るが議員に諭され息子に自首させる。





殺された息子の父親がソル・ギョングさんで金髪の登場が意外でした。


ひき逃げ犯の親と殺された息子の親との戦いと思ったら方向が違う。


訳の分からない映画だわと思いながらもリタイアせずに観ましたが。



ひき逃げされた息子の嫁さんが一緒にいたはずなのに嫁は行方不明


その嫁さんが中国人で韓国に不法滞在で強制送還を恐れている?




チョン・ウヒさんが中国人の嫁さん役で怪演なんだけど。


この嫁さんの姉が言う「あの子を探さない方がいい。人間の手に負えない怪物よ」


キレたら平気で人も殺すかも。姉の顔に熱湯をかけて火傷させるような女。





出演者それぞれの演技は見事なのに引き込まれるものがない。


この映画で監督は何を表したかったのか?


養鶏場の男性はなぜ、頭を切り取られて殺されたの?


その頭を箱に入れてマッサージ店に持って入った男は何者なの?


息子の嫁さんを強制送還されないようにソル・ギョングが婚姻届を出したけど。


自分の奥さんがいるのに婚姻届って重婚の罪になるのでは?


ハン・ソッキュが探偵の男を殺した理由も明かしてない。


ラストにあの嫁さんから背負った火傷の顔を隠さず大衆の前で演説するハン・ソッキュ。


ラスト近くに伏線回収でスッキリと思ったら全く訳分からない。


もう一度、観れば分かるのかな?観る気はないけど。


144分が無駄になっただけの映画でした。