1980年5月


羅南道光州で起こった民主運動は軍による市民の虐殺という最悪の結末を迎える。


当時軍を掌握していたチョン・ドゥファンはこれを機に大統領となる。

映画はこの事実を背景にしたフィクション





最初に原作のアニメーションで事件の模様が表現される。



26年後、軍事独裁から民主政権へと移る。


「あの人」は遺族への謝罪も無いまま厚い警備の中、豪邸で暮らしている。

ある人物(イ・ギョンヨン)によって集められた事件の遺族3人。

軍によって父親を殺されたジンベ(チン・グ)→光州の暴力団員

母親を殺され父親も焼身自殺で失ったミジン(ハン・ヘジン)→国家代表射撃選手

姉を目の前で殺されたジョンヒョク(イム・スロン)→警察官





元大統領暗殺に関わる5人


映画の中で暗殺する人物を「あの人」と表現してるのは実在の人物だからである。


なお、暗殺されるべき「あの人」は今も元気です。


チン・グの演技がピカイチでした。イ・ギョンヨンの渋さも良かったです。