パク・フンジョン監督の新作ということで楽しみにしてました。
主演のオム・テグさんの無口だけど芯の強さを演じていて引き込まれました。
愛する姉と姪を殺されて敵対する組織の親分をサウナで刺しました。
冒頭から血が飛び散る画面にやっぱりパク・フンジョン監督だなと。
殴る蹴る血だらけが苦手な人は観れない場面が多いです。
刺したけど生き残り、組織のナンバー2のマ理事(チャ・スンウォン)が登場。
この人の凄みは、この人しか演じられないだろうと思う迫力に満ちています。
テグは敵対組織から追われる立場となる。
テグの親分ヤン会長(パク・ホサン)から済州島行のチケットを渡される。
済州島で世話する人が飛行場に迎えに来るからと。
迎えに来たのは叔父の代わりにと現れたチョン・ヨビン。
つかの間の済州島でののんびりした生活に済州島に現れたチャ・スンウォンと部下。
追われるテグと部下たちのアクションもハラハラドキドキが止まりません。
逃げ終えたテグの元に入った電話。
それはチャ・スンウォンに見つけられたチョン・ヨビンで助けたかったら迎えに来い。
助けに向かうテグがスカッとするアクションで解決と思ったのに・・・。
テグを裏切ったパク・ホサンとテグの殴る蹴るが始まる。
もう、血だらけで観てるこちらが手に汗握る展開です。
テグとヨビンだけが知る言葉のやり取りの後に息を引き取るテグ。
済州島の食堂でチャ・スンウォンやパク・ホサンらと手下たち。
そこにバイクで乗り付けて食堂のドアを中から鍵を閉めるヨビン。
「the witch 魔女」を思い出すシーンでした。
食堂内全員を撃ちまくるヨビンがカッコよかったです。
何もかも済んで海辺で自分の頭に拳銃を向けるヨビンのラスト。
パク・フンジョン監督のファンにはたまらない映画です。
「ヴィンチェンツォ」のチョン・ヨビンさんと全く違う一面が観れました。