Amazonプライム  2022年  108分


題名が「空気殺人」で最初は観る気はなかったのですが・・・


主演のキム・サンギョンさんが好きで彼の出演する映画やドラマに外れがない。


結果、本当に観て良かった映画です。




少し具合の悪かった息子ですが翌日は元気になったからとプールに行きました。


そのプールで意識不明になって病院に運ばれます。


検査の結果は「急性間質性肺炎」でした。


妻が入院生活に必要な物を取りに一度、自宅に帰ります。


妻の妹が家に訪問して倒れている妻を発見しました。


何と妻も「急性間質性肺炎」が原因で死亡しました。


1年位前から間質性肺炎にかかっていたらしいと義妹に報告します。


「それは変だわ。5か月前に人間ドックを姉妹で受けて健康体だった」と。


そこからレントゲン写真を調べて5か月前に綺麗な肺だった事を確認します。


医者なりの疑問から調べ始めます。




他にも健康だったのに突然「間質性肺炎」にかかった患者がいる事を突き止めます。








PHMG





加湿器殺菌剤が原因だと分かり、販売元に謝罪と補償を求めて民事裁判にかける事にします。


何と



オーツー社の代表や議員、弁護士と悪い奴が手を組んで裁判有利に働くんですね。


検察側の人間だった義妹も検察を辞めて弁護士になります。



被害者に諦めずに戦いましょうと。


日本の水俣病も出てきます。裁判に日数がかかるけど諦めずに戦って

50年後にようやく工場と政府から謝罪を受けます。









何と成分を調べる時に問題ないとの結果に立ち会ったと証言します。


まさか!と私も驚きました。


息子の肺移植問題で裏切る?キム・サンギョンさんなら違うよねと祈る思いでした。


民事裁判では埒が明かないからの方法でした。


まさかのあの人がこちら側の人でした。






観ながら途中で思い出したのがドラマ「ウォンテッド」「ドクター探偵」です。


どちらも、この映画と同じ題材を扱っていて実話です。