アマプラ  2021年  136分






中国と香港の合作映画


学歴社会と格差社会の中国をこの映画で改めて凄まじいなと思いました。


高校3年生のニェン(チョウ・ドンユイ)は進学校で北京大学を目指して日々、勉学に励みます。


ある日、虐められていたクラスメートが校舎の屋上から飛び降り自殺しました。


その様子をスマホで撮影したりする生徒たち。


ニェンは自分の着てた上着を脱いで遺体に掛けてあげます。


その縁で警察から知ってる事を教えて欲しいと言われますが「何も知らない」と答えます。


そして警察に何か言っただろう憶測する虐めっ子の新たな標的になりました。


そんな日々の中で知り合ったシャオベイ(イー・ヤンチェンシー)。


ある日、虐めっ子が死んだ。


犯人として疑われるニェンの身代わりに逮捕されるシャオベイ。


ラスト、二人の会話無しで顔の表情だけで二人だけが分かる会話をします。


2時間越えの長い映画でしたが名作だと思います。


エンドロールが始まったら観終えた方がいいかなと思います。


最後に中国の社会主義が素晴らしいとかプロバガンダらしき映像があります。


多分、監督の意思ではなく映倫の都合ではと想像してしまいました。