ただ君だけ [韓国映画]
元ボクサーのチョルミン(ソ・ジソプ)はウォータボトルの配達人、夜は駐車場の管理人。
駐車場で働いてたお爺さんが引退する事になり、チョルミンが代わりに働く。
そこへ目の見えないジョンファ(ハン・ヒョジュ)が隣に座る。
お爺さんと毎晩、テレビドラマを観ていたと言う。
無口だけど思いやりのあるチョルミン役がピッタリなジソプさん。
この役は彼以外は考えられないと思うほどです。
徐々に二人の間に愛が芽生えて、この愛がとても純粋で心の底から愛し合うんですね。
ジョンファの住む部屋を目が見えなくても使いやすいようにリフォームするチョルミン。
子犬の時のゴールデンレトリバーを買ってきて「ティンガー」と名前を付けます。
大きくなったら盲導犬として傍にいるようにと。
アパートの階段を下りて仕事に行こうとするけど振り返ると可愛いジョンファが手を振っている。
思わず降りた階段を駆け上がって・・・
飛びつくジョンファが凄い可愛い。
交通事故でジョンファの両親が亡くなり、その事故でジョンファの目が見えなくなった。
その事故の原因が自分にあると知ったチョルミンは苦しみます。
傷ついた角膜を移植すれば見えるようになると知り、手術費用を稼ぎたくなるチョルミン。
昔のつてで賭博試合に出て手術費用を出す決心をして前金を貰って手術を受けさせる。
ずっと傍にいるよと言って、手術室へ入るジョンファを見送った足でタイに渡る。
何とか勝った試合の勝利金の代わりにダイヤモンドを韓国に持ち帰り、現金で貰う約束をする。
ところが帰国したチョルミンは裏切りでダイヤモンドを奪われナイフで刺される。
2年後、ジョンファは陶器店をオープンしていた。
そしてボランティアで病院に行き、入院患者のマッサージをしていた。
マッサージをしながら患者と会話していた声を聴いた隣のベッドの患者がチョルミンだった。
ここで身分を明かせば巡り合えてめでたしとなるのに口を開かないチョルミン。
すれ違いの二人。
退院したチョルミンはジョンファのお店に行く。
そこで棚にあった二人の思い出の夜香草を買う。
隣に並べてあった亀をじっと見るチョルミン。
お店から出て歩いていると突然、犬が吠えてチョルミンに飛びつく。
あのゴールデンレトリバーのティンガーで懐かしさと嬉しさでチョルミンに飛びついた訳。
この時に気がつけばいいのに気がつかなかったジョンファだった。
お店に戻り、夜香草が売れて隣にあった亀がいなくなってる時にハッと気が付く。
後を追うけど間に合わなくて見つけられなかった。
二人の思い出の川、亀を川に戻して物思いにふけるチョルミンの元に・・・。
やっと会えた二人、しっかりと抱き合ってハッピーエンド。
施設のシスターが「この子は笑った顔が可愛いのよ」と言うとおりにジソプの笑顔、最高です。
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