福寿草

☆☆☆

福寿草・・・厳しい寒さを乗り越えて雪と氷を貫いて咲く花

福寿草のように試練を乗り越えて何もかも奪われたヨナが自分を取り戻すドラマ

障害を抱える妹と二人暮らしの中、学生時代からの恋人ユンジェと明るく過ごしていた。

母親の再婚相手の娘ユラがユンジェを手に入れる為にヨナをスパイ容疑者に仕立てる。

スパイをした覚えの無いヨナは証拠を持ってユニの元に車で向かう。

証拠を奪う為に先回りするユラは車道に居たユニを轢いてしまう。

ひき逃げしたユラはユニを発見して助けようとするヨナをひき逃げ犯にしてしまう。

事態はヨナに不利に動いてユラの父親が担当する裁判で刑務所に入れられてしまう。

罪のないヨナがどんどんとユラの嘘で悲劇のヒロインになるのがイライラしてくる。

このイライラ感が半端なくて何度もリタイアを考えました。

ヨナが刑務所を出てから面白くなるという感想を読んで何とか乗り越えました。

刑務所から出て復讐するヨナがユラの嘘を見破り言い返す言葉がスッキリしました。

刑務所で知り合ったヨンスンが何かと協力してくれる本当の味方でした。

最初にヨナを信じてくれたら犠牲者も増えなかったと思うユンジェがイライラしました。

何度か疑いを持ちユラを問い詰める場面もあったのにユラの嘘に騙されるユンジェにイラっとする。

コツコツと証拠を集めて再審まで持ち込みユラは終身刑となる。

刑事と弁護士という庶民を助ける正義の仕事をするべきこの二人。

ユラ、有利になるように嘘の供述でヨナを刑務所送りにした許せない二人。

何かとヨナを助けながらヨナを愛してプロポーズもするガンウクが・・・。

母親の悪事で会社も返し、ヨナとも別れてフランスに行くつもりが・・・。

ヨナの子、テヤンを火災現場から救う為に飛込み自らは命を失う。

ゾルバと言う名前で刑務所にいた頃からヨナを助けてるガンウクが死ぬなんて(泣)

いつの間にかスエとテイルは結婚する仲になってたのね。

このテイルとガンウクの助けが無かったらヨナの復讐も成功しなかったと思う。

ラストにヨナからの手紙を読んで初めて「ヨナ、ごめんね。」と言うユラ。

あれだけ問い詰められても、咄嗟に出る嘘って頭の回転が速いのねと思いました。

その頭の回転の速さを仕事に生かせば転落人生を送らずに済んだのにね。

ユンジェにバレてユニを轢いた事に対して「ユニさんだと知らなかったのよ。」だって。

愛する人の妹じゃなくて他人でもひき逃げは犯罪です。

手紙を読んで謝罪の言葉が出てもギリギリまで「私は悪くない。」と言ってたユラ。

あの性格は永遠に変わらないと思う。

108話という長さなので物語を引っ張る必要があったと思うけど。

半ば辺りのスッキリするとこでスッキリと終えたら観て良かったと思うんだけどね。

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