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The NET 網に囚われた男 [韓国映画]

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Amazonプライム  2017年  113分


何かと話題のキム・ギドク監督の映画


かなり前に観た監督の作品は「レッドファミリー」(映画館)「嘆きのピエタ」(動画配信)


キム・ギドク監督の作品は観終えて余韻の残る忘れられない映画です。


コロナ感染で2020年に亡くなったと知りました。



ナムは北で貧しいながらも愛する妻と娘の3人家族で暮らしていました。


ある日、漁に出た先で船のエンジンが故障して南に漂流する。


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普通の市民として暮らすナムにスパイ容疑で逮捕しようとする取調官

キム・ヨンミンはこういう役が合う。憎たらしいけどその演技には拍手です。


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ジヌは最後まで「彼はスパイではないです」と寄り添います。

心通わせたナムは言う。
「ジヌ同志、北と南が統一したら必ず会いましょう」

ジヌは娘さんにと犬のぬいぐるみとドル札を握らせる。

北に帰ったナムに南と合わせ鏡のように厳しい取り調べが待っていた。

ジヌの好意のドル札がバレて取り上げられてしまう。

南に洗脳されただろうと言われても祖国を愛してますと言うしかないナム

家に戻ったナムは妻の行為を受け取れなくなっていた。

ナムは元に戻れない地点に到達していた。


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漁に出ると言うナムに自宅待機命令が出ていた。

それでも魚を取らなければ食べていけませんと無理に出ようとする。

出れば射殺命令されている警備員たち。

最後は悲しい結末ですがナムは射殺覚悟か南に行く気が出たのかもと思いました。

北と南に分断されている現実に向き合うリアルな映画でした。

主役のリュ・スンボムが出る作品はどれも好きです。

「容疑者X天才数学者のアリバイ」は忘れられない作品です。



この頃、Amazonプライムも「好き」「好きではない」と選ぶとこがあります。

「好き」をポチすると似たような作品をお勧めしますと出ます。

そのお勧め作品でした。考えさせられる映画で観て良かったです。





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